3月もあっという間に終わってしまいましたね。
それでは毎月実施している恒例の月にいくら配当金を受け取ることが出来たのかを確認していきたいと思います。
本記事を読んで頂くことで高配当株に投資している、ごくごく一般サラリーマンが高配当株に投資をした結果・・どれぐらい配当金を受け取れているか知ることが出来ます。
配当金のイメージが湧かない方や高配当株投資をしているが他の投資家がどれぐらい配当金を受け取っているのか気になる方々に参考になる内容となっています。
配当金実績
2021年3月の配当金実績としては、日本株からは46,616円、米国株からは673.22ドル受け取ることが出来ました。
4月1日時点の為替が1ドルが110円なので円で換算すると・・
合計は120,667円となりました!!
銘柄
3月に120,667円の配当金を受け取ることが出来たのは分かりましたので、どの銘柄が配当を支払ってくれたのかを確認していきます。
配当金を支払ってくれた銘柄は以下の日本株2銘柄、米国株4銘柄(個別株2銘柄、ETF2銘柄)となっています。
- 日本たばこ産業 (2914)
- キヤノン (7751)
- インターナショナル ビジネス マシーンズ(IBM)
- エクソン モービル(XOM)
- SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
- バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
それでは上から1つずつ見ていきましょう!
日本たばこ産業 (2914)
日本株で高配当株と言ったらJT(日本たばこ産業)ですよね。
高配当と株主優待に引かれてコロナショック前に500株購入し、ずっと含み損を抱えています。
また、JTは今まで連続増配をしていましたがついにストップしました。
また、2021年の配当を減配すると発表しました。
配当性向が異常に高かったので、あと数年で減配をするだろうなと感じていましたが、このタイミングで減配するとは少し予想が外れました・・
そして2021年2月9日に株主還元方針も変更されています!!
今までは”1株あたり配当⾦の安定的/継続的な成⻑”と掲げていましたが、”中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指し、配当性向75%を目安とする”と変更されました。
つまり、業績によって配当金が変動するよっと大々的に発表し、有言実行という形で減配になったという事ですね。
キヤノン (7751)
キヤノンもコロナショック前に購入した銘柄で、高配当かつ安定性あると考え500株購入しました。
それがコロナショックで株価は下落し、30年間減配の無かったキヤノンも減配してしまいました。
ダブルパンチをくらい正直痛いですが・・売らずに今後も保有しておくつもりです。
インターナショナル ビジネス マシーンズ(IBM)
IBMは米国の個別株で、テクノロジーセクターに分類される銘柄です。
購入したのが2020年後半ぐらいだったので、比較的安い時に購入できたと考えています。
なお、IBMは20年以上も連続増配している企業なんです!
米国企業は日本と違い何十年も連続増配している企業がゴロゴロしています。
エクソン モービル(XOM)
エクソンモービルは米国の個別株でエネルギーセクターに分類される銘柄です。
大手石油メジャーになります。コロナショックで原油の需要が低下したことで大きく株価を下げていた時に購入しました。ESG投資や2030年で新車のガソリン車の販売が禁止されるといった情報があったので購入を少し迷ったのですが・・・
あまりにも安くなっていたので資産の数パーセントを使い購入しました。
というのもコロナのニュースで隠れてしまっているのですが、2020年は原油価格が史上はじめてマイナス価格になったんです!!
マイナス価格というのはそのまんまの意味で、売り手が買い手にお金を支払って引き取ってもらうということを指します。
普通じゃないですよねww
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
SPYDは米国のETFで、この1銘柄購入すればS&P500種指数の配当利回りが高い上位80銘柄に平均分散投資できる金融商品です。
YouTuberの両学長が紹介されており、気になっていたETFです。
コロナショックで株価も安くなっていたので、購入しました。
購入してからも下落することがあったので、少し不安はありましたが自動で組み換えもしてくれるので、長期的には安心かなぁっと考え多めに購入しました。
一時期大幅減配もありましたが、銘柄の組み換えで配当利回りも改善されたのでひとまず安心しています。
そして株価もコロナ前ぐらいに戻ってきたので含み益が出ています。
売りたくなってしまいますが、そこは我慢をしています。
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
VYMも米国のETFで、米国株式市場全体の構成銘柄から平均以上の配当利回りを出す約400銘に時価総額加重平均で投資ができる金融商品です。
こちらも両学長が紹介されていて知ったETFですね。
SPYDと比較すると配当利回りは低いですが、分散も効いていますし、株価の値上がりも期待できると考え購入しました。
実際その通りで株価もコロナ前を更新し、含み益を抱えることが出来ています。
配当金の受領金額
それでは次に配当金の受領金額の詳細を確認していきます。
いつ支払いがあったのか、そして1株あたりどれぐらい配当があったのでしょうか!?
日本たばこ産業 (2914)
JTは2021年3月25日(木)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は77円でした。
私は500株保有しているので、38,500円の配当金ですね!!
でも、ここから税金(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は30,679円になりました。
キヤノン (7751)
キャノンは2021年3月31日(水)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は40円でした。
私は500株保有しているので、20,000円の配当金ですね!!
でも、ここから税金(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は15,937円になりました。
インターナショナル ビジネス マシーンズ(IBM)
IBMは2021年3月11日(木)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は1.63ドルでした。
私は50株保有しているので、81.50ドルの配当金ですね!!
でも、ここから外国税(現地税10%)と国内税(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は58.59ドルになりました。
エクソン モービル(XOM)
XOMは2021年3月11日(木)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は0.87ドルでした。
私は100株保有しているので、87ドルの配当金ですね!!
でも、ここから外国税(現地税10%)と国内税(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は62.56ドルになりました。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
SPYDは2021年3月22日(月)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は0.636159ドルでした。
私は1,000株保有しているので、636.16ドルの配当金ですね!!
でも、ここから外国税(現地税10%)と国内税(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は457.58ドルになりました。
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
VYMは2021年3月23日(火)に支払いがありました。
1株あたりの配当金は0.6564ドルでした。
私は200株保有しているので、131.28ドルの配当金ですね!!
でも、ここから外国税(現地税10%)と国内税(所得税+地方税の20.315%)が引かれてるので・・
税引き後の受取金額は94.49ドルになりました。
配当金まとめ
各配当金をまとめると以下の表の通りになります。
数十円の配当金も積み上げると大きくなりますね!
10万円あったら国内旅行に行くことが出来ますね。
銘柄 | 配当金(ドル) | 配当金(円) |
日本たばこ産業 | – | 30,679 |
キヤノン | – | 15,937 |
IBM | 58.59 | 6,444 |
XOM | 62.56 | 6,881 |
SPYD | 457.58 | 50,333 |
VYM | 94.49 | 10,393 |
合計 | 673.22 | 120,667 |
※1ドル110円とし、小数点以下切り捨てで計算しています。
配当金推移の確認(増配傾向)
配当金はしっかり支払って頂きましたが、減配・増配それぞれありました。
セミリタイヤを目指している身からしては、安定して配当金を支払ってくれる銘柄を保有したいですね。
そのため配当金の推移を確認していきます。
日本たばこ産業 (2914)
2019年は中間・期末ともに配当が77円でした。
2020年も中間・期末ともに前年と同額の配当で増減はありませんでした。(連続増配ストップ)
しかし、2021年は中間・期末の配当を65円にすると発表しているので、減配します。
キヤノン (7751)
2019年は中間・期末ともに配当が80円でした。
一方2020年の中間・期末ともに40円でしたので減配をしました。
配当金が前年の半分になるのは非常に痛いです。
インターナショナル ビジネス マシーンズ(IBM)
2019年3月の配当金は1.62ドルでした。
2020年3月が1.63ドルの配当金だったので、増配ですね!!
さすが、米国企業ですね。
エクソン モービル(XOM)
2019年3月と2020年3月は同額の0.87ドルでしたので、増減はありませんでした。
増配はしませんでしたが、このコロナで石油需要が低下しているのに減配をせずに配当をしっかり支払ってくれたことに感謝しています。
株主還元の強い企業ですね!!
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
SPYDは私の資産の大部分を占める金融商品なので、以下の記事でより詳しく書いているのですが・・
大幅な増配をしました。
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
VYMは組み入れられている銘柄も確認しないといけないので、こちらも以下の記事でより詳しく書いていますが・・
増配をしました。
ただ、2020年3月が減配していので、2019年3月と同等の水準に戻った感じです。
気になる方は以下記事を見てみてください。
配当金で出来ること
私は高配当金投資のモチベーションを保つために毎月の固定費と比較し、配当金がどの様な影響をもたらしてくれるのか確認しています。
意外とこれをすることで配当金のありがたみなど感じられるのでおすすめですよw
以下が一年間の支出から平均して導き出した私の固定費になります。
固定費 | 住宅費 | 家賃 | 70,000円/月 |
光熱費 | 電気 | 3,200円/月 | |
ガス | 2,500円/月 | ||
水道 | 1,300円/月 | ||
通信費 | スマホ | 1,700円/月 | |
インターネット回線 | 5,000円/月 | ||
合計 | 83,700円/月 |
今回の配当金が12万円なので驚いたことにすべて賄えてしまします!!
働かなくても生きていけるじゃんって思ったのですが・・
あくまで今月だけですねww
過去の配当金の受取額を見て頂いた方は分かると思いますが、1月は1万円にも届いていませんw
つまり、3月が多いってだけなんですよね。
ただ、10万円は1つの壁だったので3月だけでも超えられて嬉しいですね。
皆さんも是非、ご自身の固定費を確認して見てください。節約のきっかけにもなります。
まとめ
今回は2021年3月の配当金を受けて記事を書きました。
受取金合計(税抜き後):120,667円でした。
また、この配当を支払ってくれたのは、国内株2銘柄、米国株4銘柄(個別株2銘柄、ETF2銘柄)
日本株はコロナショック前に購入したこともあり、大きな含み損を抱えています。
また、減配もされた銘柄なのでこの先ちょっと不安ですね。
一方の米国株はコロナショック後に購入した銘柄なので、比較的に安い金額で購入ができて含み益もあります。
やっぱり、高配当株投資は購入タイミングが重要ですね。
皆さんも投資は慎重にご自身の判断で実施しましょう!!
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
お役立ち情報
別記事でお勧めの証券口座や米国株の買い方、格安でドルを買う方法を紹介しているので良かったら見て言ってください。
●お勧めの証券口座
●米国株を買う方法
●格安でドルを購入する方法
コメント
ミクシーから来ました。ubatea です。
ブログ読ませていただきました。
資産は高配当に全振りですか?
リスク管理や含み損についての考えを参考にしたいです。
よかったら教えてください。
ubateaさん!!
来てくれたんですね。(/・ω・)/
また、コメントありがとう御座います!!
質問頂きました内容についてお答えしますね。
Q:資産は高配当に全振りですか
⇒全振りではないですが7割程度高配当になっています。
ビットコインや金などのコモディティや債券も購入したいと考えているのですが・・購入出来ていませんw
⇒あと今は金融機関の量的緩和策でお金ジャブジャブで、株高だと感じているのでキャッシュポジションを高めている感じですね。
Q:リスク管理や含み損について
⇒リスク管理としては1銘柄に偏らないように気を付けたり、セクターを分けたりしている事ぐらいです。
高配当株投資がメインなので、別に含み損になっても配当さえ安定的に支払ってくれたらいいと考えています。
むしろ、含み損になったら絶好の買い場が来たと現金握りしてめて買いあさりに行きたいですね(; ・`д・´)
コロナショックでは、一時期300万の含み損抱えましたwww