2021年 投資初心者におすすめする米国ETF 運用資産残高ランキングベスト10

ランキング知識

こんにちは、のこりんです。

今回は米国のETFの運用資産残高が高い銘柄を10銘柄紹介したいと思います。

ETFという金融商品があると最近知ったけど聞いたことぐらいしかない方や有名所のVYM、SPYD、VOOといった数銘柄しか知らない方も居るのではないでしょうか。

私も米国株投資をはじめたての頃はそれぐらいしか知らなかったのですが・・

ETF DB.com」というサイトを使うことで、ETFの知識が深まりました。

英語サイトなので使いこなせていないのですがww

ただし、本サイトに載っている運用資産残高のランキングを確認することで、どのようなETFがあり、株式市場で多く取引されているかをとても簡単に知ることができました。

この記事では「ETF DB.com」という投資情報サイトを使ってETFの運用資産残高が高い銘柄を調べる方法とその上位10銘柄にピックアップして銘柄紹介をしていきます。

ETFに関する知識が無い方でも読んで頂けたら一気にETFの銘柄について知ることが出来ますので、是非読んでみてください。

米国ETFの運用資産残高ランキング

それでは2021年1月6日時点、ETF DB.com調べの運用資産残高Top10のETFを紹介していきます。

10位から紹介するのはじれったいので、1位から順々に紹介していきます。

ブタくん
ブタくん

質問!!運用資産残高が大きいと良いことあるの!?

良い質問だね~それじゃあ、1位発表する前に軽くメリットについてまとめてみよう!

ETFの運用資産残高が大きいメリットとは?

いくつか挙げられるんだけど、私が考える運用資産残高が大きいことでのメリットとしては以下の3つが考えられるよ。

  1. 流動性が高いので必要な時にすぐに現金化できる
  2. 年間の経費率が低くなる傾向がある
  3. 上場廃止リスクが低い

ただし、運用資産残高が大きいETFが最適な投資先とは限らないので、その点については認識しておこう。

1位 SPDR S&P 500 ETF(SPY)

SPDR S&P 500 ETF 株価チャート

設立日1993年1月22日
運用資産残高34.2兆円
経費率0.09%
構成銘柄数約500銘柄
配当利回り1.57%
特徴
最も古いETFといわれており、伝統あるETFの1つです。
ステート・ストリート社が運用するETFでS&P500指数に連動するように作られています。

2位 iShares Core S&P 500 ETF(IVV)

iShares Core S&P 500 ETF 株価チャート

設立日2000年5月15日
運用資産残高24.6兆円
経費率0.03%
構成銘柄数約500銘柄
配当利回り1.74%
特徴
ブラックロック社が運用をするETFで1位と同様にS&P500指数に連動するように作られています。ただ、経費率は0.03%とS&P500指数に連動するETFとしては最安値です。

3位 Vanguard Total Stock Market ETF(VTI)

Vanguard Total Stock Market ETF 株価チャート

設立日2001年5月24日
運用資産残高20.8兆円
経費率0.03%
構成銘柄数約3,600銘柄
配当利回り1.54%
特徴
バンガード社が運用するETFになります。米国には約5,000社の上場している会社がありますが、本ETFはその内の約3,600社を含むETFになるので、のETFを1つ購入するだけで全米の約3,600銘柄に投資が出来るものになります。
そのため非常に分散が効いたETFになります。なお、楽天証券が提供している全米株式がこれに該当します。

4位 Vanguard S&P 500 ETF(VOO)

Vanguard S&P 500 ETF 株価チャート

設立日2010年9月17日
運用資産残高18.3兆円
経費率0.03%
構成銘柄数約500銘柄
配当利回り1.61%
特徴
バンガード社が運用するETFでS&P500指数に連動するように作られています。経費率は0.03%とS&P500指数に連動するETFとしては、最も経費率が低いものの1つになります。なお、設立が2010年と比較的新しいETFです。

5位 Invesco QQQ(QQQ)

Invesco QQQ 株価チャート

設立日1999年3月10日
運用資産残高15.6兆円
経費率0.2%
構成銘柄数約100銘柄
配当利回り0.55%
特徴
インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメント社が運用するETFでNASDAQ100指数に連動するように作られています。なお、構成銘柄は主にテクノロジー株を中心に構成されています。設定日は1999年と意外に古いETFになります。

6位 Vanguard FTSE Developed Markets ETF(VEA)

Vanguard FTSE Developed Markets ETF 株価チャート

設立日2007年7月20日
運用資産残高9兆円
経費率0.05%
構成銘柄数3,972銘柄
配当利回り2.19%
特徴
バンガード社が運用するETFです。米国を除く先進国に投資をするETFになります。なお、構成銘柄は日本やイギリス、スイス、カナダなどになります。3,972銘柄と分散は効いていますが、その内で一番比率が多いのが日本なので日本株に投資をしている方や日本円資産だけだと不安でリスク分散を考えている方は、注意してください。

7位 iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF(AGG)

iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF 株価チャート

設立日2003年9月22日
運用資産残高8.8兆円
経費率0.04%
構成銘柄数7,000銘柄超
配当利回り2.23%
特徴
ブラックロック社が運用し提供しているiシェアーズシリーズのETFです。1位から順に紹介してきたETFはすべて株式に投資をするETFでしたが、本ETFは米国総合債券指数に連動するETF米国の債券に投資をするものになります。なお、債券の特性上株式と比べて値動きが少ないです。

8位 iShares Core MSCI EAFE ETF(IEFA)

iShares Core MSCI EAFE ETF 株価チャート

設立日2012年10月18日
運用資産残高8.6兆円
経費率0.07%
構成銘柄数881銘柄
配当利回り2.73%
特徴
ブラックロック社が運用し提供しているiシェアーズシリーズのETFです。北米を除く先進国に投資をするETFになります。なお、6位のVEAと凄く似ていますが構成銘柄数は5分の1程度になっています。投資先は日本やイギリス、フランス、スイスなどになっており、こちらもVEAと同様に日本の比重が一番高くなっています。

9位 Vanguard FTSE Emerging Markets ETF(VWO)

Vanguard FTSE Emerging Markets ETF 株価チャート

設立日2005年3月4日
運用資産残高7.4兆円
経費率0.1%
構成銘柄数5,018銘柄
配当利回り2.55%
特徴
バンガード社が運用するETFです。ETF名にEmerging(新興)と書いてあるように新興国に投資をするETFになります。新興国投資といったらよくこのETFの名前が出てきます。なお、構成銘柄としては中国の比率が一番多く、その次に台湾、インドとなっています

10位 SPDR Gold Trust(GLD)

SPDR Gold Trust 株価チャート

設立日2004年11月18日
運用資産残高7.4兆円
経費率0.4%
構成銘柄数1銘柄
配当利回り
特徴
ステート・ストリート社が運用するETFで上位10銘柄で唯一コモディティ(金)を扱っています。なお、価格は金の国際価格に連動しています。なお、配当は出ません。また、経費率が0.4%と比較的高いです。

ETF DB.comでETFの運用資産残高ランキングを調べる方法

1,ブラウザで「ETF DB.com」と入れて検索

※リンクを付けているのでETF DB.comをクリックしても大丈夫です。

そうすると以下のような画面が表示されると思います。

ただ、トップページにはFeatured Articles(注目の記事)が表示されているので、アクセスした時々で違う記事が表示されています。

ETF DATABASE トップページ

2、画面をスクロールして一番下のヘッダーにいき赤枠「Compare ETFs」をクリック

ETF DATABASE ヘッダー

3、Compare ETFsページに遷移するので赤枠「Largest ETFs: Top 100 ETFs By Assets」を選択

ETF DATABASE ETFを比較する

操作はこれでお終いです。

Largest ETFs: Top 100 ETFs By Assets(資産運用残高TopのETF100)が表示されます。

項目の意味 AUM:運用資産高 Avg Volume:平均出来高

ETF DATABASE 運用資産残高トップ100

感想

ETF DB.comを使うことで短時間で多くのETFの存在を知ることが出来ました。また、そこから一歩踏み込んでETFについて色々と調べることで、各ETFの情報や特徴が理解でき一層知識が深まりました。

ただ、英語サイトなので色々と苦戦や他のサイトで調べたり、翻訳したりと時間を要しましたが時間をかけた分身に付いたのかなぁ~っと楽観的に考えています。

ブログであれば後で見返ることも出来ますし、最新の情報と比較することでどの様な変動もあったのかもすぐに把握できるので個人的には言い記事が書けたと思っています。

今後も米国株やその他株に関する情報の記事を書いていくので、もしよかったらまた見に来てください。

そしてお気軽に感想やコメントを頂けたら嬉しいので宜しくお願いします。

最後まで読んで頂きありがとう御座いました。

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