SBI証券から米国の全米株式(VTI)と高配当株(VYM)に投資できる新しい投資信託が2021年6月29日(火)に誕生すると発表がありました!!
その名は・・
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
投資家やYoutubeで情報を発信している人の界隈では結構話題にあがっているね。
なんで、話題にあがってるの?
それはね!!
これと同じ投資信託が既に楽天証券で提供されていて、多くの投資家に購入されているからなんだよ。
当然、後発の方がお得でないと購入してもらえないからSBI証券がどんな内容で発表したか投資家は注目をしている訳だね。
なるほど!
で、SBI・ブヒィ・○○インデックスファンドって何?
ブヒィではなく「V」だけど(汗)
SBI・Vシリーズという言葉自体はじめて聞く方も多いと思うので、SBI・Vシリーズの解説と楽天証券で提供されている類似商品の比較をしていくよ!
この記事を読めば多くの投資家が購入している投資信託について理解が出来るよ。
そして楽天証券で購入すればいいのか?
SBI証券で購入すればいいのか迷っている方の悩みを解決できる一石二鳥の素晴らしい記事だよ!
最後まで読んでくれたみんなは金融リテラシーが上がること間違いなし、それでは元気よくいってみましょう!
SBI・Vシリーズとは
まずはじめにSBI・Vシリーズについて解説をするね。
あ、みんなはこの「V」なんだと思う?
ふっふふ、Victory~の「V」でしょ!!SBIの勝利的な
はい、外れ~~正解はバンガードのVでしたぁ!
実はSBI・バンガードという名称で以前から投資商品の提供をしていたんだ。
だけどバンガード社が日本から撤退するので、「バンガード」という名称を使えなくなったんだ!
だから、バンガードの頭文字のVを取り「SBI・V」という名称に変更したんだ。
バンガード社とはアメリカに本社を置く世界最大規模の資産運用会社だよ。また、世界初のインデックス投資信託を個人投資家に提供したことでも知られているよ!一言で言うとバカデカい信頼が出来る会社ってことだね!
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
愛称はSBI・V・全米株式だよ。
SBI・V・全米株式とは
米国に上場している企業すべて(約4,000銘柄)に投資できる投資信託。バンガード社が提供しているETF(VTI)を実質的な主要投資先としているよ!
今後も米国が他の国を超えるパフォーマンスを出すと思うなら購入を検討する価値のある投資信託(ファンド)だね!
へ~これ1つで米国全体に投資できるんだ!
ところで、投資信託って何?
投資信託は、投資からお金を集めて株の専門家に運用をお願いする投資商品だよ!
投資信託で重要なのは、投資先はもちろんだけど、手数料も要チェックだよ!!
投資信託にかかる手数料は大きく分けると4つ。
- 購入時にかかる「購入手数料」
- 保有中にかかる「信託報酬」
- 売却時にかかる「信託財産留保額(解約手数料)」
- 保有中かかる信託報酬以外の手数料「隠れコスト」
色々と手数料があるんだね!
で、SBI・V・全米株式は?
SBI・V・全米株式は、1の「購入手数料」と3の「信託財産保留額」はかからない(無料)
なので、2の「信託報酬」と4の「隠れ手数料」を確認すればいいだけだね!
おおぉ~無料!いい響き~♪
購入に手数料がかからないのは買いやすくていいね!
隠れコストは、一年間実際に運用されないと公表されないので、今は分からないんだ・・
信託報酬は、何と驚異の年0.0938%!!
小数点以下だけど・・これは低いの?
この信託報酬はめっちゃ低いよ!!
銀行の窓口に行って薦められる商品は、1~2%がざらなんだけど・・
そんな手数料を取られていたら投資家の利益が無くなってしまうので、投資商品にもよるけど信託報酬が1%以上は高いと認識しておいた方がいいよ!
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
愛称:SBI・V・米国高配当株式だよ。
SBI・V・米国高配当株式とは米国の企業の中でも、高配当銘柄(約400銘柄)を中心に投資ができる投資信託。バンガード社が提供しているETF(VYM)を実質的な主要投資先としているよ!
SBI・V・米国高配当株式もSBI・V・全米株式と同様で「購入手数料」と「信託財産保留額」はかからない(無料)
かかるのは「隠れコスト」と「信託報酬」のみ
隠れ手数料は一年運用された後に公表される運用報告書で記載されるので今は不明。
信託報酬は、年0.1238%と低コスト!!
分配金がでない(自動で再投資される)タイプなので、配当金を受け取ることが目的であれば、本家VYMに投資することをおすすめします。
詳しくこの金融商品を知りたい方は以下のSBI証券のページから確認してね。
ここから確認できるよ。⇒ SBI証券ページ
楽天証券とSBI証券どちらで購入するのがお得か?
記事の冒頭で楽天証券でも同様な投資信託が提供されていると書いただけど・・
それは以下の金融商品だよ。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
名前もそっくりだね!
頭に「楽天」と付くか、「SBI・V」と付くかしか違いだね!
投資先も全米株式インデックス・ファンドであれば・・VTI
米国高配当株式インデックス・ファンドであれば・・VYM
を投資対象としている点も同じなんだ!
じゃあ、何が違うの!?
違いと言えば、銘柄を保有することで支払うコストの違いがあるよ!!
SBI・Vのところで説明した通り、投資信託には4つの手数料がかかると説明したよね。
「購入手数料」「信託報酬」「信託財産保留額」「隠れコスト」だよね
さすが、ブタくんちゃんと覚えてたね!
楽天証券も「購入手数料」、「信託財産保留額」は無料なんだ!
今分かっている違いは「信託報酬」だね!
楽天証券とSBI証券の信託報酬の比較
信託報酬を比較してみると以下の表のようになるよ。
楽天証券 | SBI証券 | |
全米株式インデックス・ファンド | 年0.162% | 年0.0938% |
米国高配当株式インデックス・ファンド | 年0.192% | 年0.1238% |
どちらの証券会社も1%以下と低コストだけど、SBI証券の方がより低コストということが分かるね!!
SBI証券の圧勝~!!
まあ、後から誕生したので楽天より手数料が高いと誰も買ってくれないから当然ちゃ当然なんだけどね。
信託報酬はSBI証券の方が低いということは分かりましたね!しかし、投資信託には隠れコストという項目が残っています。楽天の全米株式インデックス・ファンドであれば、隠れ手数料は0.047%です。なので実質の運用コストは年0.209%になります。
0.162%(信託報酬)+0.047%(隠れ手数料)=0.209%(実質のコスト)
SBI証券も楽天と同程度の隠れコストが発生すると予想されるけど、気になる方は最初は様子見をし、年間に発表される運用報告書の1万口当たりの費用明細を確認してみたから購入するというのでも遅くはないと思うよ。
乗り換え時の注意点
既に楽天証券で上記インデックス・ファンド(投資信託)を持っているが、SBI証券の信託報酬が安いの乗り換えようか迷っている方は以下点について認識をし、判断をしましょう!!
- 税金について
- 信託財産保留額について
- 実質の運用コストについて
税金について
当然ですが、値上がり益に対し税金(20.315%)が発生します。
例)楽天・全米株式を200万円分保有しており、その内100万円分が値上がり益の場合、約20万円の税金がかかります。
そのため、SBI・V・全米株式を購入できるのは180円分となります。
単純に楽天・全米株式(200万円分)⇒SBI・V・全米株式(200万円分)に乗り換えられればいいのですが・・税金が取られてしまうのでそうはいかない点は認識する必要があるね!!
税金は可能な限り、後に取られる方がいいからね!!
信託財産保留額について
信託財産保留額は、解約時にかかる手数料だったね。
一般的に0.3%程度と言われているんだけど、投資信託によって異なるので確認する必要があるよ。
ただ、楽天・全米株式は信託財産保留額は無料なので、その点は問題ないですね!
実質の運用コストについて
SBI証券のSIB・V・全米株式や高配当株式の信託報酬は公表されているけど、まだ運用を開始されていないので、隠れコストは不明だよ。
購入手数料と信託財産保留額は無料なので実質コストは「信託報酬 + 隠れコスト」になります。
私の個人的な予想としては、楽天証券と同程度だとは思うけど・・・
その点も考慮する必要があるね。
SBI証券 ⇒ 口座開設ページ
楽天証券 ⇒ 口座開設ページ
まとめ
今回は2021年6月29日(火)からSBI証券でスタートする以下の2つの投資信託(インデックス・ファンド)を紹介しました。
- SBI・V・全米株式
- SBI・V・米国高配当株式
この投資信託は既に楽天証券でも提供されているね。
そこで両社を比較しどちらかお得なのか確認してみたら・・
SBI証券の方が信託報酬が安いので、今からはじめるのであれば、SBI証券がおすすめだね!
ただし、まだ運用されていないので、隠れコストと呼ばれる費用についてはまだ不明・・
おそらく楽天証券と同等だと個人的には予想しています。
実質の総コストが分からないとちょっと・・
っという方は運用報告書が提出されるまで様子見もありだね。
ただ、SBI証券・楽天証券であれば、どちらもお勧めの証券口座なのでまだ持っていない人はこの機会に開設だけでもしておくことをおすすめするよ!
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
その他にも有益な株関連の記事や配当金の受取金額の公開もしているので、良かったら他の記事も読んで頂けると嬉しいです。
まったね~(*´▽`*)
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