こんにちは、のこりんです。
今回はは米国ETFの定期買付の方法について解説をしていきます。
米国の株価は右肩上がりで上昇するので、購入のタイミングを迷い結局買えず後から振り返ってみれば、あの時買っていればと思ったことは無いでしょうか?
私は何度もあり、何度後悔をしたことか・・・
やっぱり、人間なので感情が入ってしまいますよねw
しかし、一番最初に設定さえしてしまえばETFを自動で定期買付する方法があるんです!!
もっと早く知りたかったと思ったので、記事を書いて少しでも多くの方に知って頂けたら嬉しいです。
投資初心者の頃って感情に流されやすいと思うので、是非本記事を読んで定期買付の方法を確認してみてください。
定期買付のやり方
1、ブラウザでSBI証券のPCサイトにアクセスし、ログイン
2、上部タブの赤枠の[外国株式 海外ETF]、右側の[外国株式 取引]の順に選択
3、外国建商品取引サイトに遷移するので、赤枠の[取引]を選択
この画面が外国の株式を取引きするページになります。
4、[定期買付]を選択
5、定期買付に関する約款が出てくるので内容を確認し、問題がなければ赤枠の[承諾する]を選択 ※約款の確認は初回のみ
6、定期買付をする銘柄を選択する画面が表示されるので、赤枠に定期買付をしたい「銘柄名 or ティッカー(略語)」を入れ[検索]を選択
7、検索した銘柄を定期買付するための設定をおこないます。
上記はみんな大好き「SPYD」を検索した際の例になります。
画面の各設定項目については以下に説明していきます。
預かり区分
基本、「特定預かり」か「NISA預かり」になるとは思いますが、ここは投資方針によって異なる部分だと思いますので、ご自身にあった項目を選択してください。
買付日選択
一般的には「日付指定コース」を選んで毎月〇日に購入するパターンが多いと思います。
「日付指定コース」を選択するとカレンダーが表示され、任意の日付を指定できます。
一方で「曜日指定コース」を選択すると月~金の曜日が表示され、任意の曜日を指定できます。ただ、認識しておきたいのが、曜日選択をすると毎週その月に購入されるということになるので、かなりの頻度になるのでその点については注意してください。
買付方法・株数等の指定
- 株数指定:例)毎月10株購入するといった株数を指定できます。
- 金額指定:例)毎月50ドル購入するといった金額を指定できます。
ここは「金額指定」をおすすめします。
一定の金額で購入するので株価が安い時には多く・株価が高い時には少なく購入できドルコスト平均法でリスクも抑えることができます。
また、毎月の購入金額を指定することで年間いくらの資金が必要か事前に分かるので、資金管理もしやすくなります。
一方「株数指定」を指定した場合は、こうはいきません。
その時々の株価によって必要金額が変わるので、どれぐらいの資金が必要なのか管理が大変になります。
ここは迷わず(外貨決済)を選択してください!!
基本的にETFを定期買付をする方は配当金の再投資が目的で実施される方が多いと思います。配当金は外貨(ドル)で証券口座に振り込まれるので、ここで円貨決済を指定してしまうと自動で配当金再投資ができなくなってしまうためです。
しかも、円貨決済を選ぶと1ドルで25銭の為替手数料を取られてしまいます。
為替手数料について以下に簡単にまとめてみました。
証券会社 | 為替手数料(交換にかかる手数料) |
SBI証券 | 25銭 |
住信SBIネット銀行(普通) | 4銭 |
住信SBIネット銀行(積み立て) | 2銭 |
楽天証券(比較用) | 25銭 |
マネックス証券(比較用) | 25銭 |
最初は面倒に思うかもしれませんが、一回自身でドルを購入してみれば次からは1~2分で購入できると思います。
なお、以前住信SBIネット銀行でドルを購入する方法の記事も書いたので良かったらご参考にどうぞ。
ボーナス月コース
年に2回ボーナスが出た月を設定し、買付することができます。
ただ、年に2回程度なら自動ではなく、支給されたボーナス額に応じでその都度ご自身で購入金額を検討するということでもいいのではないかと考えています。
NISA枠ぎりぎり注文
本設定項目は、「預かり区分」で「NISA預かり」を選択とた場合表示される項目になります。
項目名称から連想される通り、定期買付は設定したもののNISA枠が買付できるギリギリになったら購入株数を下げていい感じに調整し、NISA枠を使い切ってくれる設定になります。
課税枠シフト注文
本設定項目は、「預かり区分」で「NISA預かり」を選択とた場合表示される項目になります。
こちらは説明にある通りNISA枠を超えて買付する際は特定/一般預かりに切替て買付を行うかどうかの設定になります。
これは基本(実行しない)でいいと思います。
もし、NISA枠を超えて購入したいのであれば別途特定口座を指定して定期買付設定をすればいいと考えているためです。
ここまで設定ができればあとは取引設定パスワードを入力し、「設定確認画面へ]を選択します。
8、定期買付の設定を確認し、問題がなければ赤枠の[設定]を選択
以上で定期買付の設定は終わりになります。お疲れ様でした。
ETFの定期買付の手数料について
SBI証券では定期買付の際に「預かり区分」でNISAやジュニアNISAを選択し、米国ETFを買付する場合は手数料は無料になります。
なお、「預かり区分」で一般・特定を選択した場合やNISAやジュニアNISAでも個別株の買付をする場合は手数料が有料になります。
ETFを定期買付する際のデメリット(手数料負け)
デメリットという程でないのですが、以下内容については認識をしておいてください。
例)毎月500ドル(約52,000円)の予算で米国株を定期買付しようとしたと仮定します。
その場合手数料は以下のようになります。
500ドル × 0.45% = 2.25ドル
ただし、SBI証券の手数料の最低値が5ドルなので・・・
上記の定期買付では手数料は2.25ドルではなく5ドルの買付手数料がかかります。
何が言いたいかというと買付金額が少ないと本来は0.45%でいいはずの手数料が2倍取られてしまい手数料負けしてしまうといったことが発生するので、要注意事項になります。
もっと極端なお話をしてしますと・・・
SPYDの様な株価(32ドル)の安い銘柄を1株だけ毎月購入しても5ドルかかります。
これは株価に対して15%の手数料を取られているということになるので、もし小額でETFを定期買付したい場合は、必ずNISA口座を選択してください。
感想
長期投資でたんたんと株数を積み上げるという投資方針の方に取っては、定期買付はとても便利な設定だと感じています。
一回設定をしてしまえば感情に流されることもないでし、いいですよね!
株価が下がっているともっと下がるのでは無いかと考えてしまい購入ができず、一方株価が高くなっていると今が天井でこれから下落するのではないかと考えてしまい購入できない・・・
いつまでたっても購入できないという回避策にもなります。
また、時間分散ができるのでドルコスト平均法でリスク低減もできるので投資に慣れていない人におすすめだと思います。自分が投資に慣れておらず、そう感じているのでw
なお、投資は自己責任で実施する必要がある点については認識をお願いします。
ご自身の大切なお金を守れるのは自分だけです!!
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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